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2008年10月

2008年10月25日 (土)

『その日のまえに』

 今、大林監督の映画で話題の『その日のまえに』を読んだ。久しぶりに1日で一気に読み終えた。電車の中では、まわりの人を気にすることなく、ハンカチを片手に堂々と涙を拭きながら読んだ。
 しかし、重松清は相変わらす上手い! そのあまりの上手さに、読んでいくうちに無性に腹が立ってきた。「おい、おい、上手すぎるよ・・・、一生懸命小説書いている人が、やる気失くしてしまうよ、こりゃぁ敵わないわ・・・って」というのが、読み終えた時の率直な感想だった。例えはうまくないが、左党の私が、甘さを控えた和菓子を食べた時の満足感に似ている。
 先日発売された雑誌に「泣ける小説ベストテン」というタイトルで対談が掲載されていた。その中で、「泣き」には人によってパターンがあるそうで、私はどうやら「少年」のようだ。重松清は、『流星ワゴン』よりも『半パン・デイズ』でより多く泣いた。生涯2番目に泣いた川上健一の『翼はいつまでも』も少年が主人公だ。生涯1番泣いた浅田次郎の『壬生義士伝』では、主人公よりもその息子に大泣きした。客観的に見ると、私の泣きのツボは「少年」に違いない。そういえば、テレビの「おつかい番組」でも泣いていまう。
 『その日のまえに』では、余命を知った主人公が自分の友だちへの「連絡リスト」を作る。先月、私も8月に亡くなった知り合いの「送る会」に参加した。還暦を直前に控えての、若すぎる死であった。100人くらいの人が集まっての盛大な会だった、本人のご意向で、湿っぽい演出は一切なく、酔いが進むにつれて何の会だったか忘れてしまうほど陽気な会だった。奥様の話によると、日時、会場、メニュー、招待客、会費、すべてを生前に本人が、自ら決めたということだった。そのリストを作っている彼の顔が思い浮かんだ。うっすらと微笑んでいる嬉しそうな彼の顔が・・・。
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2008年10月13日 (月)

「クライマックスシリーズ」改革案

 プロ野球は、今年も両リーグとも優勝が決まりました。幼少の頃よりライオンズファンの私にとっては、大きなスキャンダルがあり、また、昨年はカブレラ、和田と4番、5番を失った上での今シーズンの優勝は、全盛期の頃の優勝とは違った大きな喜びがありました。あまり言われていませんが、渡辺監督、大久保コーチの貢献はもちろん、黒江コーチの存在が大きかったのではないでしょうか? 中島、GG佐藤、中村や岸他、生え抜きの若手が育って一流選手になったのは心より嬉しいことです。先発、抑えのエース、クリーンアップをよそのチームから持ってきているもう一方の優勝チームのファンはどのように思っているのでしょうか? 怒られそうですが・・・。
 パ・リーグのクライマックスシリーズは、地上波では放送をやっていませんでした。どこかやっていただけないものですかね。しかし、このクライマックスシリーズには、以前から疑問を持っていました。せっかく一年間かけて144試合戦ってきたのに、反映される結果は1~3位の順位のみ、もちろん、アドバンテージとして、1位のチームには1勝が与えられますが、0.5ゲーム差で優勝しても、7ゲーム差で優勝しても与えられるのは同じ1勝。2位チームにはアドバンテージはまったくなし(もちろんホームで試合できる利点はありますが)、これでは、1年間ずっとやってきたペナントレースはなんだったの? ということにならないのですかね!
 そこで、私のかつてからの案です。上位のチームにゲーム差分の点数をアドバンテージとして渡してください。例えば、5ゲーム差で上位にあるとすると、上位チームに5点のアドバンテージを渡すのです。点数配分はその上位チームの自由でシリーズ前に設定するが、相手チームには初戦開始まで明かされない。第1戦に5点すべて入れてもよし、3試合に2点、2点、1点といれてもよい、そこが指揮官の腕の見せ所でもあります。その作戦の駆け引きも興味の奥行きが広がる結果になると思うのですが、いかがでしょう・・・。
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2008年10月11日 (土)

サラリーマン金太郎

 昨日は、午後11時頃帰宅し、なにげなくテレビをつけるとテレビ朝日のドラマ「サラリーマン金太郎」でした。何気なく、見るともなく見ていると、これが意外に面白くついつい最後まで見てしまいました。
 本宮ひろ志というと、子どもの頃に「男一匹ガキ大将」や「俺の空」といったスケールが大きく、胸のすく展開は記憶に強く残っていましたが、現在、ほとんどマンガを読まない私にはまったく興味がなく、その原作の評判もまったく知りませんでした。高橋克典主演のドラマも一度も見たことがなかったし、残念ながら、今回の主演の永井大なる役者もまったく知りませんでした。
 期待を裏切ることなく、「真っ正直」な主人公の胸のすくストーリーです。特に不祥事を起こした社員を解雇しようとした社長のネクタイを縛り上げ、「社員は会社の子ども、その子どもを守れない親(社長)は、資格がない!」といったような啖呵をきっていたと思いますが、私が一昨年に退職した会社の経営者にも、是非お聞かせしたい台詞でした。来週から金曜日の夜が楽しみです。
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2008年10月 4日 (土)

藤沢弁慶果樹園

 藤沢市というと江ノ島を中心とした湘南の海のイメージが強いのですが、東海道線を越えて北に少し向かえば、すぐに「ここが藤沢なの?」と思うような田園風景が広がります。車で幹線道路を進んでいるとまったく気がつかないのですが、藤沢・大和サイクリングロードを走ると実感できます。梨や葡萄は意外に有名です。特に「藤稔」という葡萄はファンも多いそうです。
 その果樹園のガラスハウスの中で、果樹狩りや、バーベキュー、餅つき等々ができるのが、弁慶果樹園さん http://www.cityfujisawa.ne.jp/~ben-k/です。ガラスハウスですから、雨や風も問題なく、今の気候の良い季節、夏場の海岸でのバーベキューとは違った良い時間を味合うことができます。園内には、山羊他の動物がいてお子様も喜ぶことと思います。
 私は、先日曜日、「湘海塾」という藤沢市長も出席される勉強会に参加させていただきました。1次会は会議室での話し合いで20名くらいの一般市民が参加されていましたが、2次会の弁慶果樹園に参加された市民は、私を含めて2~3名、おかげさまで、海老根市長と個人的に会話することができました。
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