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2011年1月 3日 (月)

『虫けらの昭和』発行

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 正月三が日も本日で終わり、明日からお仕事という方も多いのではないでしょうか? 弊社も明日4日より営業いたします。どうぞご連絡願います。
 本日は箱根駅伝の復路、近くの沿道に母校(青学)の応援に行きました。昨日今日のトップ争いも見応えがありましたが、シード権を巡る10位争いもゴール間際の攻防が熾烈で、歴史に残るものだったのではないでしょうか? いやはやハラハラしましたが、シード権を2年連続勝ち取り、一安心です。Mushikera
 『虫けらの昭和』(新城宏 著)を発行いたします。 まさに「自分史の見本」といえるほどの素晴らしい内容です。著者は1934年(昭和9年)生まれで、小学生の時に太平洋戦争を体験されています。そして高度成長時代に会社員となり、起業・会社経営、そして1994年(平成6年)に社長を退任されています。まさに昭和に生まれ、昭和とともに生きてきた経歴をお持ちなのですが、その昭和の歴史とご自分の歴史をリンクさせているのです。これを読むと、個人の歴史がいかに政治や社会の動きに翻弄されているかがよく解ります。
 私はもちろん戦後生まれですが、戦争の悲惨さはこの本を読めばよく伝わってきます。他に戦争体験者の本を過去発行したこともあります。ゲゲゲの水木しげるの本を読んでもそうです。「火垂るの墓」を観てもそうです。戦地に赴かれた方、空襲に合われた方、被曝された方、シベリアに抑留された方、疎開せざるをえなかった子どもたち、そして大切な家族を失った方、すべてが悲惨の極致です。戦争体験者は「戦争だけは二度としてはいけない!」と口を揃えます。
 しかしこの本で著者は、「戦争責任はメディアと世論だ」と記しています。戦争は政治家や軍部だけの責任だけではありません。戦争の一番の被害者である国民は、責任者の一人でもあるのです。主戦論を主張しない新聞は売れなかったといいます。おのずとメディアは主戦論に傾いたといいます。いつの時代も民衆は「弱腰」は大嫌いなのです。勇ましい国家が大好きなのです。もちろんイエスマン国家になれとはいいませんが、弱腰を軽蔑してはいけません。なによりも私たちの行動が、自らを戦争にも平和にも導く力を持っていることを常に肝に銘じておかなければいけません。
 戦後生まれではありますが、メディアに係わる者の端くれとして、「平和と反戦」を唱え続け、伝え続けていかなければなりません。
湘南社http://shonansya.com

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コメント

自由とは、自己の意思の自由である。
自己に意思がなくては、自由にも意味がない。
日本人には、意思がない。
意思は、未来時制の内容である。
日本語には時制はなく、未来時制もない。

ボランティアとは、自由意思の人である。
我が国の志願で出てくる人とは、どこが違うか。
「ボランティア活動を強制してはいけない」と言ってその普及を反対する人がいることからしても、我が国においては、意思そのものの把握が不十分でることがわかる。

自主・独立 (independent) とは、英米人が子供を褒めていうときの言葉である。
自分が必要とするものは、自分自身の才覚により手に入れるのが大人の態度である。
自分の欲するものを大きな口をあけながら他人にピーピーとねだるのは、雛鳥の態度である。自分がまだ雛鳥の段階であれば、これは仕方のないことである。
独立に必要な軍備を他国にピーピーとねだる国民も子供じみた態度であることに変わりない。自国がまだ未熟な段階であれば、これは仕方のないことである。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812

「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、」という内容であるが、それを裏付けるだけの自己の力を示すことができなければ、その貴重な文言も、たちまち空理空論と化す。

投稿: noga | 2011年1月 4日 (火) 14時01分

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